2017年08月07日

台湾で2018年の7月からマイクロビーズを含む化粧品が製造・販売・輸入禁止へ

 台湾の環境保護署が、2018年の7月から、マイクロビーズを含む化粧品を製造・販売・輸入禁止する事を決定しました。
 台湾では、2018年の7月以降、マイクロビーズを含む化粧品を製造・販売・輸入した者は、罰金刑が科されます。

 多くのマイクロビーズ(マイクロプラスチック)は、石油化学製品であるポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレンから生成され、シャンプーや化粧品や洗顔料やボディソープや芳香剤や歯磨き粉や塗料や紙おむつや生理用品等に含まれている製品があります。
 多くのマイクロビーズ(マイクロプラスチック)の大きさは1〜50マイクロメートルで、下水処理施設を通り抜け、海洋汚染や海洋生物が誤って食してしまう事が懸念されています。

 2017年6月に開催された国連海洋会議に於いて、各国が、行動の呼びかけ(Call for Action)を採択し、マイクロプラスチックの利用を減らすための長期的かつ本格的な戦略の実施に合意しています。
 また、世界各国に於いて、マイクロプラスチックを含む製品撤廃の動きが加速しています。

 2016年に開催された環境省主催による海洋ごみシンポジウムの資料によると、日本近海に浮遊するマイクロプラスチック量は、世界平均の約27倍とされています。
 http://www.env.go.jp/water/marine_litter/2016.html

 日本では、日本化粧品工業連合会が2016年3月に会員企業1,100社に洗い流しのスクラブ製品におけるマイクロプラスチックビーズの使用中止に向けての自主規制呼びかけ通知をしており、環境省はマイクロプラスチックを含む海洋ゴミについて啓蒙活動を行っていますが、法律による規制に至っていない状態になっています。
 結果本位の仕事人内閣である第3次安倍第3次改造内閣が、今後、マイクロビーズを含む製品に対してどのような対策を行うのか気になるところです。



posted by Auctor at 08:00 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする