2017年06月11日

貨物自動車運送事業における待機時間料・積込料・取卸料を規定へ

 国土交通省が、貨物自動車運送事業における待機時間料・積込料・取卸料を収受できる規定する事を公表しました。

 背景として、貨物自動車運送事業における適正な運賃・料金の収受等の取引環境の改善に取り組むため、運賃とは別立てで料金を収受できる環境を整備する必要があるとされています。

 運送引受書における必要記載事項として、「料金」を追加し、その具体例として「待機時間料」、「積込料」及び「取卸料」等が規定されます。
○「待機時間料」: 発地又は着地における荷待ちの対価
○「積込料」及び「取卸料」: 発地又は着地における積込み及び取卸しの対価

 平成29年7月公布・平成29年10月施行予定となっています。

 パブリックコメント「標準貨物自動車運送約款及び標準貨物軽自動車運送約款の一部を改正する告示案等に関する意見募集について」意見募集中です。

 現在の日本では、「過剰サービス」(価格以上のサービスを提供する)が横行しており、企業収益と賃金を下げる原因になっています。
 その結果、過剰サービスを続ける企業がマーケットで高い競争力を得て、過剰サービスをやめた企業が淘汰され、労働者が疲弊する状況が散見されています。
 最終的に、過剰サービスを続ける企業が、必要な安全措置や教育やコンプライアンスを軽視し、重大事故や事件を起こし、そのサービス自体が成り立たなくなる事が多い気がします。

 今後、貨物自動車運送料金は上がるかと思いますが、貨物自動車運送を行っている方にとっては適正な対価を受け取る事が可能になるのは良い方向かもしれません。



posted by Auctor at 08:00 | Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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